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第9話(多華宮君と終わりの魔女)

第9話

冬月市の番長・りのんとの決闘を機に、魔法使いとしての修行を再開した仄と綾火。仄は自ら筋トレに励むなど努力していたが、本能を自在に操るにはまだまだ時間が必要であった。そんなふたりに迫る新たな塔の魔女「ウィークエンド」――彼女は、かざねすらその存在を警戒し、自ら捜索に出るほど危険な人物であった。そして期末テストの当日、ウィークエンドによって街に仕掛けられた“魔法爆弾”が次々と爆発したのである。