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第7話(多華宮君とノブレス・オブリージュ)

第7話

多華宮家で開始された仄と綾火の同棲生活には、奇妙な同居人がいた。白姫・エヴァーミリオンの出現を知る、メデューサとKMM団である。仄の封印が守られていることを前提として、かざねによって普通の学校生活を保障されていた、と話す綾火。白姫の出現がかざねの耳に入れば、その力を危惧した彼女に仄ごと再封印されてしまうと判断した綾火は、メデューサたちを匿うことで封印が解けた事実を隠そうするが――。